より「使いやすい」ツールやシステムを作るために妥協はしない。エンジニアとしての成長も実感

氏名:村田さん
入社日:2020年4月1日
インタビュー:2022年3月7日
サーバーサイドエンジニア

ユーザー数が多い×データを活用できるBtoCサービスに携わるため、SIerから転職

新卒で通信系企業の子会社であるSIerに入社し、基幹システムの構築や改修といった業務を担当していました。エンジニアとしてだけでなく、プロジェクトリーダーの立ち位置で仕事をすることもあり、7年ほど在籍したあとにLINE Growth Technology(以下、GT)へ転職しました。

転職のきっかけは、リーダーとしての業務がメインになってきたことが大きな理由です。またSIerという事業の特性上、受託開発が多く、最新の技術を使う場も少なかったため、エンジニアとしてのスキルを伸ばしていきたいと考えていた自分のキャリア観とアンマッチを起こすようになっていて。そういった点から、自社でユーザー向けのサービスを開発・提供している企業への転職を考えるようになりました。

GTに決めた理由の一つに、面接でのやり取りがあります。入社後の上司になる方と面接した際に、実際のプロジェクトはどのようなものがあって、その進め方はこうで...と具体例を挙げて説明してもらえたことや、その中でどのようなスキルが伸ばせるかを一緒に考えることができた点で、自分の成長をよりリアルに描けました。

自動応答ツールの改良プロジェクトに参加し、マネジメントも経験

私は今、一つの開発チームのマネージャーをしているので、マネージャーとしての業務とサーバーサイドエンジニアとしての業務の2種類の業務があります。

私が参加しているのは、「BBM(Biz Bot Manager)」という、LINEの各サービスが運用しているLINE公式アカウントの自動応答に関するツールの開発プロジェクトです。ユーザーからの問い合わせに対する返答や、メッセージの送信をアシストするツールですが、私は自動応答のプログラム部分を主に担当しています。
このツールの前身は、LINE DEVELOPER DAYというLINEが毎年開催してきた技術系カンファレンスイベントのために開発されたツールです。LINE DEVELOPER DAYのツールを使っていたのはほとんどが技術者なので、プログラミング言語を使いこなせるのを前提とした構造になっていました。BBMでは他のサービスのマーケティングの担当者など、プログラミングを専門に学んできていない人でも使用できるように開発を進めています。

その中で私はプロジェクトマネジメントとプロダクトマネジメント、さらにテックリードと3つの役割をこなしています。もともと入社時に、エンジニアとしての技術力を高めつつ、プロジェクトマネージャーのような立ち位置で開発に携わりたいと伝えていたので、希望の経験を積むことができていると感じています。

難しいのは、ユーザーが直接触れるインターフェースをどうするかが自分たちではつかみにくいところでしょうか。僕たちはエンジニアなので、「プログラミングの経験がない」という状態が想像しにくいです。つまり、「どうすれば使いやすい・わかりやすいか」が見えないんですよね。そこを解決するために実際にユーザーへのヒアリングを重ね、テストを行い実際の使い心地やわかりやすさを探っています。

ピープルマネジメントには難しさも感じる反面、期待以上のパフォーマンスに面白みを感じる

開発チームのマネージャーとしては、ピープルマネジメントも担当業務の一つで、各エンジニアがより働きやすい環境を提供するのが大きな仕事の枠組みです。

プログラムって絶対に書いた通りに動きますよね。変な動きをするとしたらプログラムが間違っているし、問題は必ず脆弱性のあるところに起こります。だからリスク回避もしやすいし、ハンドリングもできます。しかし、エンジニアのパフォーマンスを最大限に引き出す方法も、スムーズにやりとりを進める方法も、これという正解がありません。ピープルマネジメントにおいてはそういった面に難しさを感じることもよくあります。

ですが、反対に面白さを感じるのもその部分。自分が期待していた以上の成果を上げてくれるメンバーが出ることもあります。例えばある機能の構築をメンバーに任せると、僕が他のところに集中している間に「やっておきましたよ」とお願いした以上の役割を果たしてくれることがあるんです。期待に応える、期待以上のものをくれるメンバーがいるのは、ピープルマネジメントの面白い部分だと思います。

マネージャーになってからはまだ9ヶ月ほどなので、エンジニアとしての技術もまだまだ高めていきたいし、そのバランスを模索しているところです。あれこれ自分で抱え込みがちな傾向があるので、メンバーにどんどんお願いできるようにしていければと思っているところですね。

入社時に思い描いた成長の道を進んでいる実感がある

大きく分けて二つあります。まずは転職理由でもあった技術的な成長です。コーディング能力の向上はもちろん、エンドユーザーに影響が大きいシステムの開発をしているので、負荷対策やメンテナンス性を重視した開発が多く、設計力も身につけられていると感じています。前職よりも成長チャンスが多く、どんどんチャレンジできる環境なのでとても満足しています。
加えて、GTの開発は具体的な課題やそれに影響を受けているユーザーが見えている案件が多いため、「もっとよくしたい」という思いが原動力になります。目の前の課題が解決できることで喜んでくれる人が目の前にいることはモチベーションにつながります。

もう一つは、早いうちからマネジメントに挑戦できたこと。入社時から「いつかはマネジメントのポジションにもつきたい」と伝えていたのですが、自分が想像していた時期よりも早くマネージャーを任せてもらえました。少し早いかな?と感じることもありましたが、マネジメントも含めていろいろ経験できている現状は結果的に見てプラスだったと思います。

マネージャーとして、メンバー間のコラボレーションを起こしたい

マネージャーとしてチームを見ているなかで、どうしてもプロジェクトごとに同じメンバー同士でしかコミュニケーションをとれないという状況になりがちだなと感じています。プロジェクトごとのサブチーム間でももっと活発にコミュニケーションをとってもらうために、試行錯誤しているところです。

プロジェクトを超えたコミュニケーションが起きるメリットは、コラボレーションが起こること。チーム全体の居心地がよくなるということもありますが、他の人がどんなことをしているのかを知ると個人の成長にもつながりますし、歩んできたキャリアによっても視点が違うので、自分のキャリアや価値観にプラスになる人がいるかもしれません。

様々な経験を通して、ミッションを体現できるエンジニアを歓迎したい

GTに向いているなと感じるのは、ミッションにもありますが「サービスと人の成長」を志向している人ですね。それから、チームで一つの成果をめざして動いていくという意識の強さや、協調性のある人でしょうか。自分がよければ、技術的におもしろければという気持ちだけでは、サービスの改善にはつながりにくいので、メンバーと同じ方向を見ながら成長していける人を歓迎したいですね。

私も採用時の面接に参加することがありますが、よく見ているのは「相手に伝わる言葉で話せるかどうか」。例えば、エンジニア同士なら通じる言葉でも、プログラミングを経験していない人には通じない言葉などもありますよね。それをかみ砕いて説明したり、言葉を変えて伝えたりできるかどうかをコミュニケーション力のひとつとして見ています。

GTはLINEのいろいろなサービスに関わる開発に入れるチャンスがあるので、サービスの規模や領域によってプロジェクトの“色”が大きく違うことも。技術的にも領域的にも多彩なチャンスがあるので、経験を積むにはぴったり。どちらかというと「一つのことを突き詰める」よりも「いろいろな経験」を通じてキャリアアップしたいという方に向いているかなと思います。

やりたい!と感じたことがあったらぜひ声を上げてみてほしいです。きっとぴったりの案件がありますし、慣れてきたらプロジェクトをお任せすることもあるはず。そういったチャンスもたくさんあるので、エンジニアとして成長できる環境ですよ。私のように、マネジメントにも挑戦してもらえたらうれしいですね(笑)。