問題の本質を探し続けることが、プロジェクトを成功に導く

氏名:緒方さん
入社日:2019年1月1日
インタビュー:2020年4月19日
プロジェクトマネージャー

何も決まっていなかったことが転職の決め手

大学卒業後、システムエンジニアとして地方自治体向けのシステム開発・導入をおこなう会社に入社し、要件定義や開発を担当していました。その後、Webサイトやスマートフォンアプリの受託開発会社に転職。そこでは社員が40名程と少なかったため、業務範囲が広がり、Webテクニカルディレクターとして要件定義や、プロジェクト管理に加え、営業や製品企画・提案など、上流工程まで幅広く経験しました。

2年が経ち、今の仕事をやりきったという思いから、転職を検討していた時、LINE Growth Technology(以下、GT)立ち上げの話を聞きました。当時、GTは発足が決まったばかりで、組織がまだ整っていない状況でした。私は転職先を決めるにあたり、これまでの経験や強みを活かせることと、経験がないことにチャレンジできることにポイントをおいていました。そのため、プロジェクトマネージャーとして前職での経験が活かせることはもちろん、GTはこれから組織をつくるフェーズだという話を聞いた時、このタイミングで飛びこむからこそ、チャレンジができそうだ感じ、転職を決めました。

LINEサービスに横断的に関われるGTの仕事の面白さ

GTはLINEのサービス全般のGrowth開発を担っていますが、福岡開発室では、サービスの運営を支えるシステムやツールの開発、改修といった、業務効率化を推進するための案件を中心に取り扱っています。その中で私は、LINE NEWSのCMSの改修や、LINEスタンプの運用システムの改修のプロジェクトを担当しています。LINE NEWS、LINEスタンプは、多様なLINEサービスの中でもサービス全体売上の多くを占める事業です。1つのサービスや事業に限らず、グループの大きな事業に複数携わることができるのは、GTならではの楽しさだと思います。

サービスを企画する事業部や運営の現場からは、こんなツールがほしいという具体的な要望もあれば、現状の運用システムに、使いづらいところがあり困っているという相談まで様々なレベル感で話をいただきます。ここでプロジェクトマネージャーは、事業部の企画担当者やチームのエンジニアとディスカッションをして複数の課題を抽出。重要度や工数などを考慮し、優先順位を決定します。開発がスタートすると、事業部、現場と方向性の調整やエンジニアの開発状況の確認など、各方面の関係者が円滑にコミュニケーションを取れるように配慮し、プロジェクト全体を調整しています。

チームの意見を引き出し、想像以上の成果を生み出す

私が担当している案件の中に、LINEスタンプの運用システムの開発プロジェクトがあります。そのプロジェクトでは最初にチームメンバーとステークホルダーを集めて完成イメージを共有するワークショップをおこないました。私は、意見の集約や、方向性の修正などファシリテーターとなり、メンバーが出したアイデアが一つの形になるようにつとめました。全員で作るモノへの納得感をもって進めたいという思いや、多くのアイデアを結集させて、良いモノを作りたいという考えからです。ワークショップの中で、ひとりでは考えつかないようなアイデアが生まれ、アウトプットにつながった時はすごく嬉しいですね。

問題の本質を探し続け、働きやすい環境をつくることがプロジェクト成功のカギ

プロジェクトマネージャーとして大事なポイントは2つあると考えています。1つは多角的に考え、問題の本質を探し続けることです。例えば、運用のシステムを開発する際、現在の運用フローは運用者にとって最適なのか、エンジニアがこのシステムを開発するモチベーションを保てるか、事業部のコストを減らしたいという要求は満たせるかといった関わる人のそれぞれの視点で考えるようにしています。その結果、問題解決の手法が変わることもありえますし、一番大事にしたいことを考えるきっかけになります。様々な視点から物事を見て、問題の本質を探し続けることは、プロジェクトの成果の価値を大きくするための重要なプロセスと考えています。

もう1つのポイントは、チームが働きやすい環境を作ることです。日頃からコミュニケーションを取り、メンバーの些細な変化に気づけるように意識しています。また、過去の開発経験からエンジニアに裁量を持たせた方がパフォーマンスがでると考えているため、エンジニアがストレスを抱えず、楽しく働けるような環境づくりために様々は施策をおこなっています。

GTのプロジェクトとアジャイル開発の親和性

開発手法は、アジャイル開発を採用することが多いです。LINEサービスに限った話ではないですが、市場のニーズや社会の情勢などによって対応する課題の優先順位が変化します。そのため、GTではそういった変化に対して柔軟に対応できるように組織やチームを醸成し、事業部と密に連携を取りつつ変化に適応していくことが不可欠だと考えています。
さらに、多くのプロダクトは初めから正解が決まっているものではなく、リリース後に初めて正解かどうかか検証できるようになると思います。そのため、私の携わっているサービス運営システムでも小さい単位でプロダクトをリリースし、実際に利用してもらい、フィードバックをもらいながら開発を進めています。不確実な状況の中で、プロダクトの性質に合わせて一つのやり方に固執せず様々な手法を模索しながら、正解に近づけるプロジェクトの性質が、アジャイル開発を採用することが多い理由です。

福岡から、世の中へ大きなインパクトを与えたい

今後は、世の中に大きなインパクトを与えられるプロダクトをやってみたいですね。例えば、多くの方に利用される、オペレーションコストが大幅に削減できる、技術的に高度な分野に切り込むなど、切り口は様々あると思っています。他にも、今はプロジェクトマネージャーですが、組織のマネジメントや人の育成など、やりたいことはまだまだ沢山あります。
GTは設立して2年を迎え、メンバーはまだまだ増加しています。特に福岡開発室はサービス運用システムの開発が多いため、これまでプロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーを経験されていた方、中でもB to B商材を扱っていた方はサービス領域が近しく、経験を活かせると思います。また、型に拘らず、集まったメンバーと最適な方法を考える柔軟性をもった方や、何も決まっていない状態からでも主体的にプロジェクトを推進できるオーナーシップがある方はGTのカルチャーにも合うと思います。常に組織やプロジェクトの変化が伴う、刺激のある環境を面白いと感じる方と一緒に働きたいですね。