サービスの成長に、「エンジニア」として関わり続けること

氏名:大村さん
入社日:2019年4月1日
インタビュー:2020年4月7日
LINE GT 開発Aチーム(O2O領域担当)

エンジニアとして開発に関わり続けたい

前職は独立系のSIerで、開発のリードエンジニアやPMを担当していました。
SIerという業界だったこともあり、徐々に受注するための業務や、受注後のプロジェクトの立ち上げがメインの業務となり、 PMとしての役割を多く求められるようになっていました。私自身、もっとエンジニアとして手を動かせるキャリアを希望していたので、このズレが転職を考えたきっかけです。エンジニアとして働く方には多い意識だと思いますが、いちエンジニアとしてできるだけ最前線で働き続けられるようにありたいですね。

自分の思い描くキャリアを進めるということ以外には、少々飽きっぽい性格があるので、様々なサービスに関わることができる環境が良いなと考えていました。所属組織を超えないと他のサービスに関われないという形だと、数多くのサービスに関わるのは難しいと思いますが、LINE Growth Technology(以下、GT)は特定のサービスや事業に紐づいた組織ではないので、そこが期待できると思いました。
実際、期待していた通り、ちょうど入社して1年ほどで、4つほどのサービスに携わることができています。

サービスの「Growth」にコミットする組織だからこそ向き合えること

現在は、LINEの中でいわゆるO2O領域の事業を持つO2O事業部が運営する様々なサービスに対し、開発支援チームとしてサービスを横断して開発のガバナンスをとり、開発の手助けをする役割を担っています。

メインのプロジェクトは、LINEショッピングのコラム管理システムの開発です。このシステムでは、LINEショッピング内の商品紹介記事を掲載するフロー(ライターさんからの記事の納品、社内での承認、公開まで)を簡潔に運営できることを目的としています。私の役割は要件の落とし込みが中心で、「こんなことやりたい」という事業側の要望を詳細設計レベルに整理していく上流工程をメインに行っています。

他にも、既存サービスのSREのようなポジションを担う事もあります。
O2O事業は近年、市場も拡大してきている背景もあり、利用ユーザー増加による負荷上昇などが起きています。嬉しい悲鳴であり、LINEのサービスの規模感を実感できるポイントです。サービスが大きくなる過程を、様々なサービスやその事業フェーズに応じて経験できることは、GTで働く魅力の一つだと思います。こういう時私たちは、「サービス継続をしてくために何ができるか」を意識して対策を考えています。

最近発生した事象では、LINE公式アカウント内でユーザーにメッセージ配信を行った時に、想定を超えるユーザーの流入によってシステムが一時的に過負荷になり、サービスの応答が遅くなってしまう事象がありました。メッセージ配信が要因と分かっている場合、配信を停止することで一時的な負荷上昇を防ぐ事は可能ですが、そうしてしまうとサービスの売上に関わってきます。そこで、私達はメッセージ配信を分割配信に切替え、負荷のピークを分散させる対応で一時的に高負荷状態をしのぎつつ、根本的な負荷対策を行っていくような方針を取りました。

Growth領域を専門的に担う組織として、このような負荷対策に対して積極的にアクションを取り、サービスのビジネス方針を理解した上で効果的な施策を判断・対応することが求められます。

ビジネスサイドと並走しながら、「今」必要な開発を考える

GTのエンジニアとして働いていて感じる良いポイントを挙げると、例えば業務性質上、実際にシステムを使用する人たちとの距離が非常に近いことです。LINEショッピングのプロジェクトでも、私の席の隣にはシステムのユーザーとなる企画チームの方がいて、気軽に案件の要件の確認ができます。こちらからも、こういう画面はどう?このフローは?などとすぐ提案ができて良いスピード感で進められています。

このようにユーザーが近いと、その改善の数値が見えるのはもちろん、「良いものを作ってくれた」などの言葉を直接聞くことができる。明確にフィードバックがもらえて、効果を可視化できるのもGTならではです。

反対にサービス開発の中に入り込んでGrowth開発を担うからこそ気がつく課題もあります。LINEでは、多くのサービスを提供しているため、一つの共通のシステムや機能があっても、それらに対する改善要望はサービスごとに異なります。例えばO2O領域では、ユーザーの動きに沿ったメッセージ訴求がより重要になりますが、そこに寄り添ったシステムの提供は今はまだ難しいのが現状です。

このように、サービスの成長フェーズによって発生する問題は様々で、それらに継続して向き合っていける組織の必要性は大きくなっていくと感じています。サービスの成長に向き合って必要な開発を考えること、そこに魅力ややりがいを感じられることがGTのエンジニアに求められるマインドだと思います。

より良いものをどう作るのか、に集中できる環境

LINEのように様々な事業を持っている環境で、テックリードエンジニアとして働くことで、スキルアップできる機会は多分にあると感じています。もちろん開発を進めながら、サービスの軌道修正することもあります。テックリードエンジニアとして、「どうやって早くものを作るのか」「どのように本当に欲しいものを形にするのか」ということを、アーキテクチャーまで踏まえて作りやすいシステムを考えていく。集中してこれらに向き合って、自らの幅を広げたいと思っているエンジニアには非常に良い環境ですね。

一方で、現在のGTの状況は、あまりにもサービス事業部側からの要望が多く、全てに対応ができていないというのが正直なところです。Growth開発として自分たちが入っていけたら効果が生まれることがわかっているのにできないというのは、非常にもどかしくも思うこともあります。GTの組織を強くしていって、どんどんGrowth開発の範囲を広げていきたいですし、それを一緒に実現していくメンバーを増やしていきたいです。